栽培のポイント

適期播種、排水性の向上、雑草抑制、茎数確保、タンパク適正含量が最も重要です。


播種

播種量は10a当たり7kg。4条ドリル撒きです。

品種は薄力粉のシロガネコムギです。この品種は早めに収穫出来るので表作(水稲、大豆)の作業に早めに取りかかれるので労働が分散出来ます。

2013(平成25)年産までは全層撒きでしたが、除草剤を減らすためには、除草対策が取りやすい4条撒きに変更しました。

 

麦踏み

分けつ・茎数増加を促すため、3〜4回の麦踏みが基準ですが、2016年産は気象の関係で1回しか出来ませんでした。

この作業は土壌の乾燥時が望ましく、冬場は一度雨が降るとなかなか乾燥しないので、回数を増やすのはお天気次第の面があります。

 

 

 

 

 

 

除草

2014(平成26)年産から除草機を導入し、出来るだけ除草剤を散布しないようしています。

この地域の雑草は、カズノコグサ(好湿田)、スズメノテッポウ、ヤエムグラ(好乾田)が多く、土壌の乾湿や酸性度などの条件によってほ場毎に雑草の種類に違いがあります。

また、年によって雑草の種類が大幅に変化することもあり、原因が分からないことが多い。

また、畦畔からの雑草の進入に気をつけなければなりません。

暗渠・排水作業

ほ場の排水改良のため、深さ30〜35㎝程度にチゼルを入れ、雨水を速やかに排水するようにします。

培土 

除草、倒伏の防止、排水性の向上を目的として、2〜3回程度主に2月から3月にかけてトラクタにロータリーカルチを装着して作業を行います。

 

一般的に、麦踏み、培土、除草などの作業回数は冬場の天候に大きく左右され、年によって異なります。

 

赤カビ防除

 赤カビ病菌はカビ毒を持っていることから、発生を抑えるため開花期の4月下旬頃、薬剤のトップジンMによる防除を行います。この菌は高湿度・高温下で発生が増加します。

 赤カビ病混入率の高い穀物は、生産者にとっては規格外となって経済的打撃を受け、人・家畜にとっては、急性中毒、長期的には成長抑制・免疫力の低下等のヒトへの影響が分かってきています。

 

収穫

水分が20〜25%程度になったら収穫期です。

収穫期に入って長雨が続き高温・多湿になったりすると穂発芽したりするので、収穫期の天候は重要です。